こんにちは!ぷくぷくです。
今回は、「柔の道 斉藤仁さんのこと」こちらの本を紹介する記事です。

つい先日、地元の本屋さんでスポーツジャンルの本を見ていたところ、こちらの本が目に止まりました。
斉藤仁先生と言えば、柔道をしている人はもちろんのこと、柔道をしていない人でも多くの方が知っている超有名な先生です。
残念なことに、2015年に54歳という若さで亡くなられ、多くの方が衝撃と悲しみを受けたのではないかと思います。
斉藤仁先生と言えば、選手時代はロサンゼルス五輪金メダル、ソウル五輪金メダル、全日本選手権優勝など輝かしい成績を残されるとともに、選手引退後は国士舘大学柔道部監督、柔道日本代表監督、コーチ、全日本柔道強化委員長を務めるなどして、多くの有名選手を育て、柔道界の発展に多大なる貢献をされました。
そんな斉藤仁先生について書かれた本を柔道に携わる者として読んでおかなければと思い、こちらの本を購入しました。
読み始めてからあっという間に引き込まれ、気づけば一日で読み終わっていました。
こちらの本は、山下泰裕先生が編集されており、
- 山下泰裕先生(全日本柔道連盟会長、日本オリンピック委員会会長)
- 川野一成先生(国士舘中学、高校柔道部総監督)
- 上村春樹先生(講道館館長)
- 鈴木桂治先生(国士舘大学柔道部総監督)
- 井上康生先生(柔道日本代表監督)
- 髙田敏さん(斉藤仁先生の友人、株式会社ザオバ代表取締役会長)
- 斉藤悟さん(斉藤仁先生の実弟)
- 斉藤一郎選手(斉藤仁先生の長男)
- 斉藤立選手(斉藤仁先生の次男)
- 斉藤三恵子さん(斉藤仁先生の妻)
それぞれの方の視点から斉藤先生について書かれています。
読み終わってみての感想は、
とても感動しました。これほど柔道に対する熱い想いをもち、柔道に人生を懸けた人はそういないのではないかと思います。
そして、柔の道というタイトルがとてもしっくりきました。
私自身も長年柔道に携わってきましたが、私の柔道に対する思いとは全く比べ物にならないくらい柔道に対する熱意が凄かったです。
斉藤先生が亡くなられる少し前に、次男の斉藤立選手がお見舞いに行った際、斉藤三恵子さんが「今日は稽古休ませますか?」と言ったのに対し、「稽古行け」と言ったことは、ニュースにもなり、知ってる方も多いかと思います。
もし、私が同じような状況になったとしても、この言葉は言えないと思います。
斉藤仁先生の柔道に対する思いというのは、多くの人に語り継いでいかなければならないと思います。
こちらの本を読んでみて斉藤仁先生の柔の道について多くの人に知ってもらいたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。