こんにちは!ぷくぷくです。
柔道は礼に始まり、礼に終わります。
礼儀を学ぶのも柔道の練習の一つです。
今回は柔道家の礼儀について、21年間の柔道経験を通じて学んだことや、感じたことを書いていきたいと思います。
そもそも礼儀とは
そもそも礼儀とは何なのか?
礼儀とは、
「社会のきまりにかなう、人の行動、作法。敬意の表し方」
何となく頭では分かっていても言葉にすると難しいですね。
簡単に言うと、
相手への気配り、敬意をもった正しい行動ということです。
柔道における礼儀
柔道は、相手と取っ組み合って、投げたり、首を締めたり、関節を極めたりします。
これに礼儀がなければただの暴力の争いとなってしまいます。
柔道は試合に限らず、練習においても相手と組み合う前は必ず礼をします。
柔道において礼儀はとても重要なものであり、どんなに気持ちが熱くなっていても礼儀を欠いてはいけません。
あらゆる状況においても礼儀の精神を保つ。それも柔道の練習の一つです。
柔道家は礼儀正しいのか?
柔道において礼儀が大切なのが分かったと思います。
礼儀を大切にしている柔道。だったら柔道家は礼儀正しいはず。
では、実際に柔道家は礼儀正しいのかどうか、ということについて話していきたいと思います。
(あくまで個人的な意見です)
結論から言うと、
残念ながら柔道家が礼儀正しいとは言えません。
以前の私もそうであり、
現役で柔道をやっている頃は相手に勝つことが一番であって、礼儀に関しては形式的なものになっているというのが実情でした。
もちろん全ての柔道家がそうではありません。しかし、多くの柔道家がそうなのではないかと思います。
柔道界でも以前、暴力問題がありました。
その後対策が取られたことで、以前に比べて暴力は減りました。
しかし、根本的には解決はしてないと思います。
強いものが、弱い者をいじめる。そんな礼儀を欠いた柔道家は残念ながら一定数います。
強ければ許される。そんな風潮が今だに残っています。
どんなに強くなっても礼儀を忘れてはいけない。
綺麗事と言う人もいるかもしれませんが、強さと礼儀が兼ね備えた人が、本当の柔道家だと思います。
まとめ:柔道家として礼儀を大切にしよう
強くなることができ、礼儀も学べるのが柔道の魅力です。
「強さと礼儀」
これをどちらも身につけていくことが大切です。
これから柔道を始める人は、礼儀の大切さもしっかりと学んでいって下さい。
また、柔道を始めて長い人も、今一度、柔道家として礼儀を忘れていないか考えてみてください。
強さと礼儀を兼ね備えた柔道家が増えていけば、柔道が今よりも、もっと発展していくと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。