こんにちは!ぷくぷくです。
今回は、柔道競技人口がどのように推移しているのか調査してみました。
調査対象期間は、2004年〜2020年です。
2021年のデータはまだ公表されていないので、公表され次第更新します。
調査対象者は、全日本柔道連盟に加入している小学生・中学生・高校生です。
また、少子化による影響を調べるために、全国の小学生・中学生・高校生の生徒人口も同時に調べています。
データにしてみたことで、柔道競技人口の現状をはっきりと知ることができました。
新型コロナウイルスの影響もあり、現在かなり、厳しい状況となっています。
小学生・中学生・高校生 柔道競技人口推移(2004年〜2020年)
小学生、中学生、高校生の柔道競技人口の推移を表したグラフです。
グラフから読み取れるように、前年と比較すれば多少増加した年もありますが、全体で見れば右肩下がりで柔道競技人口が減少していることが分かります。
また、2019年〜2020年にかけては新型コロナウイルスの影響もあり、大きく減少しています。
- 小学生の柔道競技人口
2004年には約4万8千人いた競技人口が、2020年には約2万7千人となり、約2万1千人減少しています。 - 中学生の柔道競技人口
2004年には約4万8千人いた競技人口が、2020年には約2万5千人となり、約2万3千人減少しています。 - 高校生の競技人口
2004年には約3万8千人いた競技人口が、2020年には約1万8千人となり、約2万人減少しています。
全国の小学生・中学生・高校生 生徒人口推移(2004年〜2020年)
全国の小学生・中学生・高校生の生徒人口の推移を表したグラフです。
先ほどの柔道競技人口推移のグラフと比べて緩やかではありますが、右肩下がりで推移していることが分かります。
- 小学生の生徒人口
2004年には約720万人いた生徒人口が、2020年には約630万人となり、約90万人減少しています。 - 中学生の生徒人口
2004年には約366万人いた生徒人口が、2020年には約321万人となり、約45万人減少しています。 - 高校生の競技人口
2004年には約372万人いた生徒数が、2020年には約309万人となり、約63万人減少しています。
小学生・中学生・高校生 柔道競技人口増減率2004年対比
2004年と比較して、柔道競技人口が、どのくらいの割合で増減したかを表したグラフです。
グラフから読み取れるように、柔道競技人口の増減率は、2004年〜2020年にかけて、かなり高い減少率になっていることが分かります。
特に2019年〜2020年にかけては新型コロナウイルスの影響もあり、高い減少率となっています
- 小学生の柔道競技人口増減率
2004年と比較して、2020年には43.5%減少しています。 - 中学生の柔道競技人口増減率
2004年と比較して、2020年には49.1%減少しています。 - 高校生の柔道競技人口増減率
2004年と比較して、2020年には54.2%減少しています。
全国の小学生・中学生・高校生 生徒人口増減率2004年対比
2004年と比較して、全国の小学生・中学生・高校生の生徒人口が、どのくらいの割合で増減したかを表したグラフです。
先ほどの柔道競技人口推移のグラフと比べて緩やかではありますが、右肩下がりで減少していることが分かります。
- 小学生の生徒人口増減率
2004年と比較して、2020年には12.5%減少しています。 - 中学生の生徒人口増減率
2004年と比較して、2020年には12.3%減少しています。 - 高校生の生徒人口増減率
2004年と比較して、2020年には16.9%減少しています。
小中高全体の柔道競技人口・生徒人口増減率2004年対比
2004年と比較して、小中高全体の柔道競技人口・生徒人口が、どのくらいの割合で増減したかを表したグラフです。
小中高全体の柔道競技人口・生徒人口、どちらも減少傾向にありますが、生徒人口減少率に比べて、柔道人口増減率の方が明らかに減少率が高いことが分かります。
- 小中高全体の柔道競技人口増減率
2004年と比較して、2020年には48.6%減少しています。 - 小中高全体の生徒人口増減率
2004年と比較して、2020年には13.6%減少しています。
まとめ:柔道を盛り上げていきましょう!
今回、柔道競技人口について調査しましたが、想像以上に厳しいものとなっていました。
少子化の影響によって、全国の小学生・中学生・高校生の生徒人口とともに、柔道競技人口も減少していることは予想していました。
しかし、全国の生徒人口減少率と比較しても、柔道競技人口減少率の方が明らかに高くなっています。
この結果は想像以上でした。
特に高校生の柔道競技人口は、2004年〜2020年の16年間で54.2%減少と、半数を下回ってしまいました。
やはり新型コロナウイルスの影響が大きく非常に厳しい状況です。
もちろん、新型コロナウイルス感染防止のため、一時的に柔道を中断しているだけの人もいると思いますので、感染拡大が収束すれば、再び柔道を始めるという人もいると思います。
しかし、いずれにしても厳しい状況には変わりありません。
このまま、柔道競技人口が減少していけば、柔道の衰退につながってしまいます。
今後、様々な対策が必要になってくると思います。
微力ではありますが、私はこのブログを通じて、柔道競技人口の増加に貢献していきたいと思っています。
柔道を衰退させないためにも、柔道を盛り上げていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。