こんにちは!ぷくぷくです。
柔道を始めた人で初段(黒帯)を取得したいという人は多いと思います。
- 初段ってどうやったら取得できるの?
- 柔道始めてどれくらいで取れるの?
今回は、このような疑問に答えていきたいと思います。
初段を目指している人は役に立つと思いますのでぜひ読んでみて下さい。
はじめに:柔道初段の取得するために
柔道初段の取得には年齢制限があります。
初段が取得できるのは14歳以上からとなっています。
どれだけ強くて実績があっても14歳未満だと取得することはできません。
14歳に達し、必要な条件を満たせば昇段試験を受けることができます。
そして、この初段の昇段試験に合格することで、初段を取得することができます。
昇段試験のやり方ついては、各地区によって多少の違いがあります。
しかし、基本的にはこれから解説する4つの条件が必要です。
また、抜群と言って昇段試験なしで即日合格できる制度もありますが、ほとんどの人が昇段試験を経て初段(黒帯)を取得していますので、今回は抜群について割愛させていただきます。
柔道初段の昇段試験合格に必要な4つの条件
2 受け身の修得
柔道初段を取るためには受け身を修得しておく必要があります。
受け身は柔道の基本ですので、初段を取るなら正しい形を身につけておかなければなりません。
受け身の種類は
- 前受身
- 後受身
- 横受身
- 前回り受身
全部でこの4つです。
受け身についてはこちらの記事で書いていますので、参考にしてみて下さい。
横受身、前周り受身は左右ありますので、どちらもしっかりできるようにしておきましょう。
3 修行年数と試合の実績(点数)
初段を取るためには、規定の修行年数、試合実績(点数)を満たしておく必要があります。
昇段試験を受験する際の修行年数、試合実績(点数)によって評定が決まります。
修行年数は柔道を始めた時から現在までの期間です。
点数は試合で獲得できます。
評定 | 修行年数 | 点数 |
秀 | ー | ー |
優 | 制限なし | 10点以上または 全日本強化選手に選考 されていること |
良 | 1年以上 | 6点以上 |
可 | 1年半以上 | 3点以上 |
試合での獲得点数は相手の段位、勝ち、引き分け、負けによって違います。
獲得できる点数は、下の表で確認してみて下さい。
不戦勝などで試合が行われなった場合、点数は獲得できません。
対戦相手の段位 | 勝ち | 引き分け | 負け |
無段 | 1点 | 0.5点 | 0点 |
初段 | 1.5点 | 0.75点 | 0点 |
二段以上 | 2点 | 1点 | 0点 |
4 投の形の修得
初段を取るためには投の形を修得しておく必要があります。
柔道の形は全部で7種類ありますが、投げ形はその中の一つです。
初段の場合、投の形全てを修得する必要はありません。
初段取得に必要な投の形は、
- 手技
浮落、背負投、肩車 - 腰技
浮腰、払腰、釣込腰 - 足技
送足払、支釣込足、内股
この9つの技です。
形は試合ではありません。
大切なのは、相手と呼吸を合わせ、正しい動作で綺麗に技を見せることです。
取と受、両方をしなくてはならないのでどちらも覚えるようにしましょう。
全く覚えていない状態で審査を受けた場合、相手にも迷惑がかかるので、しっかりと練習してから試験に臨むようにしましょう。
5 柔道の基礎知識(筆記試験)
柔道初段の昇段試験では筆記試験があり、実技試験と合わせて、この筆記試験にも合格しなければなりません。
筆記試験は柔道の基礎知識について出題されます。
基礎的な問題が多く、難易度はそこまで高くありません。
筆記試験についてはこちらの記事に要点をまとめてますので、良かったら参考にしてみて下さい。
難易度はそこまで高くありませんが、筆記試験に失敗して不合格になってしまうのはもったいないので、しっかりと勉強して試験に臨みましょう。
まとめ
柔道初段を取るための条件について解説してきました。
- 受け身の修得
- 修行年数と試合実績
- 投の形の修得
- 柔道の基礎知識
初段を取得して黒帯を付けれるようになれば、自信がもてるようになり、柔道に対するモチベーションも上がると思います。
初段を取得できるまでかかる期間は、人によって差があるとは思いますが、諦めずに一生懸命柔道を続けていればきっと取得できるはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。